アメリカの学校の休み時間

 

 アメリカの学校の休み時間について。

 

 朝の10:00代からのsnack recessとお昼の12:00くらいからのlunch recessの二回がある。

 

 日本の感覚で聞くと、小刻みに休憩がないのは集中が続かないと危惧するかもしれないけれど、そもそも授業の形態が違うのでその心配はご無用。

 

 日本の授業は、授業時間に先生が教科書に沿って話を進め、生徒に教科書を音読させたり問題を解かせて答え合わせをするが、アメリカの場合はその問題を解いたり文章を一人で読んで回答を記入する時間の方が長い。先生は時々、全体もしくは個人個人に助言したしていくのでェックしたり、掲示物を更新したりしていて、なんだかんだで忙しそうだ。

 

 そんな訳でそれぞれがそれぞれの作業をしていて、ときにはあくびしたり、机を整えたり、首を回したりしているので、常に人の話を聞く体制でいる必要がないし、少し気を抜いたら取り残されてしまうということもない。

 そういう状況だと、短い休み時間で休んだ気にならない方が忙しく感じる。移動教室のせいで休み時間が削られるという感覚もない。

 

 こういった休み時間の違いも、授業の都合から来ている。

海外情報を仕入れるときは、部分的なものだけでなく全体の流れを知ることで想像がしやすくなり不安が解消されるだろう。このブログでは、アメリカの学校生活について随時更新していくので、応援よろしくお願いします。